上々颱風
アーティスト
1980年に紅龍が横須賀で結成した「紅龍&ひまわりシスターズ」を母体に、1986年に改称して生まれたバンド。1990年にEPIC/SONYから1stアルバム『上々颱風』でメジャーデビューし、三線バンジョーなどの民族楽器と沖縄音階を取り入れた「無国籍音楽」を女性ツインボーカルで聴かせる。スタジオジブリの劇場アニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年、高畑勲監督)では、エンディング「いつでも誰かが」(作詞・作曲:紅龍、編曲:上々颱風)と、「ぽんぽこ愛のテーマ」と位置づけられた「アジアのこの街で」(作詞:紅龍、作曲:猪野陽子、編曲:上々颱風・古澤良治郎)を担当した。「いつでも誰かが」は1993年に映画『夜逃げ屋本舗2』の主題歌として先に発表された曲でもある。アジアの民俗音楽を取り込んだ独特のサウンドが、移りゆく時代を生きる狸たちの物語に温かさと哀感を響かせている。